Carbon Neutral Initiatives

加熱炉 スキッド新断熱構造 KSB工法

加熱炉 スキッド新断熱構造 KSB工法

断熱ブロック工法により、エネルギー原単位が削減

加熱炉からは様々な形で熱が損失します。従来の耐火物構成では損失する熱量は5,376kcal/m2・hrとなります。新しい耐火物構成の断熱ブロック工法「KSB工法」では損失する熱量は1,097kcal/m2・hrとなり、削減率は約80%になっています。これはエネルギー原単位4.0kg-CO2/t-st相当の削減になります。

図表
・燃料原単位300MCal/ton加熱炉での試算です。
・炉内温度1280℃として定常熱伝導計算により算出しています。
・コークス炉ガスを燃料とする燃焼として算出しています。

加熱炉から損失する熱の内スキッドパイプでの水冷損失は、加熱炉全体の熱損失の10%を占めます。断熱ブロック工法ではメタルスタッドを取り除くことができ、さらに断熱キャスタブルの適用により、熱損失の大幅削減が可能になります。

図表