築炉技能職社員によるクロストーク(座談会)

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採用情報

クロストーク

築炉技能職社員
クロストーク

築炉技能職の社員の4名の方々に
クロストーク形式で本音を語ってもらいました。

ファーネス事業部 八幡事業所
八幡工事・整備グループ

仲田 孝太郎

2014年入社
(中途採用)

ファーネス事業部 山陽事業所
周南整備グループ

平野 楓大

2014年入社

ファーネス事業部 名古屋事業所
名古屋製鋼整備グループ

戸高 章裕

2010年入社

ファーネス事業部 君津事業所
君津製鋼整備グループ

篠原 悠貴

2009年入社

積み上げからメンテナンスまで。ひとことでは言い表わせない「築炉」の幅広さ。

まずは、築炉作業についてお聞かせください。

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仲田

築炉をひとことで言うと、「耐火レンガを積み上げる仕事」ですね。とはいえ、レンガを積むだけが仕事ではないんです。レンガを「定形耐火物」と呼ぶ一方、「不定形耐火物」といって粉と水を練って、それを型に流し込み、固めて施工するものもあります。

戸高

僕はその中でもさらに、メンテナンスに近い作業を行っています。定形耐火物を積む作業はここ2年ほどやる機会がなくて、先ほどの作業実演は篠原さんにほぼお願いしてしまいましたね(苦笑)。

篠原

そんなに長い間やってなかったんだ(笑)。設備の種類や大きさも場所によってさまざまだし、なにより会社が大きいので、それぞれ担当する仕事が大きく違うことがあります。
また、お客さんによっても要望が違ったりします。ここはレンガで積む、ここは不定形でやる、とか。

戸高

レンガだと破損しても部分的な差し替えや、解体して積み直すといった補修の方法もあるんですが、不定形の耐火物は溶けた鉄でひどく損傷すると、部分的な補修が難しかったりしますしね。

仲田

レンガを積むか、不定形耐火物で対応するかという線引きは、「どちらがコスト面でも時間的にも効率がいいか」によるんです。やはり「築炉とはなにか」をひとことで言い表すのは難しいですね。それだけ幅広い仕事です。

10年やっても新しい作業が出てくる。難しさ・楽しさが表裏一体の作業。

では、作業の難しさ、楽しさについてお聞かせください。

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篠原

やっぱりレンガをキレイに積み上げることができたときは嬉しいですね。そもそもキレイに積み上げること自体が難しいので、そこは表裏一体というか。

戸高

僕は先ほども言ったように、業務内容がみんなとは少し違うんです。基本的に補修作業がメインなので、レンガを積むというよりも、レンガの状態が悪くなる・欠けてしまった場所の補修を行っています。

篠原

補修はどんなところが難しい?

戸高

補修箇所の見きわめですね。慣れるまではどこが悪いというのがさっぱりわかりませんでした。しかも10分や15分のうちに補修箇所を見つけて作業を行わないといけないので、時間的にも厳しい作業ですね。
ただ年々スキルが上がるにつれて、補修箇所も瞬時に見きわめられるようになる。そうすると作業が充実していると感じます。篠原さんと同じで、これも難しさと楽しさが表裏一体ですね。

仲田

平野はどう?

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平野

僕は5年目でまだまだ新米なので…楽しいというよりも嬉しいことに近いですが、まずこの座談会メンバーに加えてもらったこと自体が誇らしいです。この場のみなさん20~30代のエース的な立ち位置にいらっしゃるので。
自分で感じる難しさは、新しいことが毎回出てくるところですね。何をどうすべきか、やるべきことの中で何を最優先にすべきか。そういった判断にはまだまだ迷うところがあります。それこそ10年やってる先輩でも、明日の現場では初めての作業があるといったケースが珍しくないことが、この仕事の厳しさや難しさだと感じますし、やりがいを感じるところでもあります。

篠原

レンガは1週間やそこらで劣化するものじゃないから、中堅の社員でも初めての作業が発生することがあるのが築炉作業の難しさだね。

平野

経験したことのない作業や、何年に一度しかない作業とどう向き合っていくのかというのは、常につきまとう課題だと感じます。仲田さんはどうですか?

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仲田

楽しいところは、自分の作業をやりながら、チームでも作業をやっているというところかな。みんなでやるから、意外と現場は和気あいあいとしている。空気感がとても良いね。
難しい面は、不定形耐火物を使う作業で使用する枠組みを作るのが大変なところです。木材で作るから、大工と同じような仕事とも言えて、寸法とかもしっかりしないと、最後のほうになって「サイズが合わない!」ということにもなるので、少しも気が抜けないですね。

いつもと違うメンバーとコミュニケーションを取る。出張の難しさと達成感。

出張はどんなときに発生しますか?

仲田

新しい設備を設置する大きなプロジェクト工事や、大規模な修理工事が入って人手が足りない時に出張・応援に行くことがあります。不定期ですが、年に1〜2回はある印象です。

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戸高

鹿島(茨城県)のプロジェクトは?

仲田

あれは7ヶ月の大きなプロジェクトだったから、応援の人数も多かったし、前期・後期に分かれたりしたよね。僕は後期だった。

篠原

僕は前期に行ってました。平野は?

平野

僕は7ヶ月間、前期・後期の両方を通しで鹿島にいました。

仲田

このプロジェクトは長期だったから常昼勤務だったけれど、1週間とか、工期が短いものだと2交替制の現場もあるよね。

戸高

自分はそんなに出張はないんだけど、出張の難しいところはどんなところ?

仲田

環境がいつもと違う点かな。お客様や製鉄所が違うと、安全などのルールが違ったりするところもある。

篠原

さらに、メンバーがいつもと違うところも大きいね。初対面の人とも作業をやるから、コミュニケーションの面でもいつもと違うと感じるところはあるし、それをどうクリアするかも重要になってくる。

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平野

長期の出張は知らない環境での仕事になるのできつい部分もけっこうあったんですけど、やっぱり仕事の達成感もすごくあって。出張手当もしっかり支給されますし、せっかくの出張だから、休みの日は遠出してそれまで行ったことない場所に行ってみたり、非常に充実していました。ちなみに、僕、鹿島出張のときにツーリング用のバイクを買っちゃったんですよ(笑)。

仲田

そういえばそうだった(笑)。みんなやり方を工夫しつつも、出張をそれぞれ楽しんでいる感じですね。

安全は「みんなで共有して意識を高める」もの。

安全面にはどう向き合っていますか?

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戸高

基本的には、「怪我をしない」ということが一番大事です。僕たちの作業から「危険」は切っても切れないものだというのは事実なので、その中でいかに予め危険な点を洗い出して、安全に作業ができるのかということを念頭において行動しています。

仲田

まず作業前に絶対にミーティングはやるよね。その中で「今日の作業で特に注意をしたいこと」といった「その日のワンポイント」をみんなで共有して安全意識を高めています。

戸高

それぞれの事業所単位で安全に関する取り組みがあるんです。その中で自分たちがいかに「仕事がやりやすく、かつ安全に行えるか」を考えていくのが大事ですね。

篠原

名古屋事業所では、たとえばどんなことをやってる?

戸高

基本的にはみんな同じだとは思うけども、基本的に開口部(穴)には近寄らないとか。ほかには、クレーンに吊ってあるものには素手で触らないこと。モノを吊っている以上、落下する危険性がある。「吊っている物から離れる」というのが鉄則で、直に触らず、ノータッチ棒とかを使って荷物を動かすといったことを徹底していますね。

平野

安全十則は暗記もしていますが、目につくところにも貼ってあります。ほかにも、当たり前のことなんですけど、レンガを加工する際には必ず保護メガネや防塵マスクを装着する、といったことも徹底されていますね。

地元の安心感と、「住めば都」の県外就職。

みなさんの出身地と、現在の勤務地を教えてください。

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仲田

僕は福岡県出身で、戸畑に勤務してます。

平野

僕も地元就職ですね。山口県出身で、周南に配属されてます。

篠原

僕も千葉県出身で、君津に勤務しています。もともと地元で就職したいという気持ちがあったんです。地元を離れているのは戸高かな?

戸高

このメンバーではそうですね。宮崎出身で、名古屋事業所に配属されてます。みんな地元ということだけど、環境としてはどうです?

篠原

千葉のいいところは、東京都内まですぐに行けるというところかな。アクアラインを使えば1時間くらいで行けるのはすごく便利。

仲田

僕も地元に就職したかったので。やっぱり福岡はご飯がおいしいし、ほどよく都会だし、何より住み慣れた土地で働けるというのは大きいね。

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平野

僕は実家から会社まで、バイクで5分なんですよ。

戸高

ギリギリまで寝れるね(笑)。

平野

そうです(笑)。地元の友だちも近くに就職しているし、実家から通える点も黒崎播磨を選んだ理由のひとつです。交通の面で言えば、広島や福岡に行きやすい土地だというのも魅力ですね。あとはやっぱり出張が終わって帰ると、「地元だな」と落ち着きます。

戸高

僕は就職して地元を離れましたが、名古屋事業所がとても交通の便がよくて。中部国際空港まで寮から電車で20分くらいの好立地で、新幹線でも関東・関西どの方面にも行きやすいんです。
なので、旅行に行く機会も増えました。寮の仲間はみんな地元を離れているメンバーなので、仲が良いのもポイントですね。たまたま名古屋で就職したけれど、本当に「住めば都」だなって思いますよ。

一人にはしないけど、ほどよい距離感もある。面倒見がよく、仲がいいのが黒崎播磨。

先輩社員にはどんな方がいますか?

篠原

新尊敬できる先輩はたくさんいますね。作業がキレイだな、早いなと思う先輩はたくさんいるし、そういうのを見ると自分も自然とそうなりたいと思う。その一方で、センスがあるな~と思う後輩もいる。新人には負けられないな!という先輩の意地もあるし、いい刺激になってます。

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戸高

名古屋事業所は県外出身者が多いので、入社当時、先輩たちによく遊びに誘われました。それは今でも変わっていなくて、先輩後輩関係なく、みんなとよく出かけてます。食事とかだけじゃなくて、ちょっと足をのばしてスノボなんかにもよく行きますね。
職場でもプライベートでもフランクに話せる仲というのは事業所を問わず黒崎播磨の特長じゃないかと思います。でも、だからといって不用意に踏み込むようなこともないですね。みんな距離感を取るのがうまい印象です。

平野

僕以外の班の先輩たちは既婚者なので、みなさんに比べると、職場の飲み会は比較的少ないかもしれません。でも、先輩たちはみんな面倒見が良くて優しいので、休憩中や昼休みにはプライベートの相談など色んな話で盛り上がってます。

仲田

福岡もいろんな人がいるかな。いかつい感じの人もいるけど、共通しているのはやっぱり面倒見がいいところ。

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篠原

仕事の教え方はどう?

仲田

人によって、「どの方法が効率がいいと考えるか」が違っている部分はあるよね。
ただ、当然だけども、安全面の意識はみんな同じレベルにある。新入社員は入社して半年くらいは、先輩につきっきりで見てもらえるし。

戸高

いわゆるOJT※ですね。一人で作業をすることは、まずないです。※OJT・・・On The Job Trainingの略称。

平野

本当にみなさん優しいんですよ。怒鳴られたこともないんです。説明されるだけではわからないから、自分の手を持ってもらって一緒に作業をしたこともありました。
とにかくすごく丁寧に教えてもらっているから不安な点はないです。これはOJT期間を過ぎても変わらないですね。

先輩として、技能士として。一人ひとりが今後チャレンジしていくもの。

では最後に、これからどんなことにチャレンジしていきたいかお聞かせください!

篠原

これからは、築炉技能士1級(国家資格)を取ることを目標にしてます。みんな2級は持っているけど、1級になるとぐっと難易度が上がる。加工の種類が増えたり、アーチの角度が難しくなるのはもちろん、レンガを斜めに加工するとか、2級にくらべてかなり複雑になるんです。体力的にも技術的にも厳しい試験ですが、それでも挑戦したいですね。

戸高

僕はチームの業務改善をもっと行いたいですね。たとえば溶接の道具を自分たちで改善するといったこともできるんです。常にアンテナを張って、事業所や会社だけではなく外部からも情報を集めて、みんなの仕事がもっと安全に、ラクに行える取り組みを増やしていきたいですね。

平野

僕はひとつずつの作業を迷わずできるようになることが目標です。
今はまだ同じ班に後輩がいないんですが、いつか入ってくる後輩のために、全部教えていけるように知識と経験を増やしたい。自分が質問をして答えてもらえなかったということがないので、同じように「質問されても全部答えられる」先輩になりたいです。

仲田

僕はもう10年目くらいなんですが、日々過ごしていると先輩たちが定年退職していく姿を見ることもあります。これから後輩が増えていくだろうし、いずれ自分がリーダーになるかもしれない。作業計画なども今は上司が組んでくれていますが、いずれ自分が率先して進めていけるように今から心がけていたい点です。
はじめに「築炉はひとことでは言い表せない」と言いましたが、やはりそこが魅力でもあります。常に改善のアンテナを張り、技術を磨いていく。これを楽しめる人と、これからも黒崎播磨で働いていきたいですね。

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Work

クロストークの前に、参加したメンバー4名で簡単な築炉作業の実演を行ってもらいました

築炉作業
築炉作業
築炉作業
築炉作業
築炉作業
築炉作業

メンバー4名の勤務先

メンバー4名の勤務先