築炉技能社員インタビュー「耐火レンガの職人を目指す」

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採用情報

仲田 孝太郎

製鉄業の根幹を支える
“築炉”に、熱意で挑む。

ファーネス事業部 八幡事業所 八幡工事・整備グループ

仲田 孝太郎2014年入社
(中途採用・経験10年目)

知識がないまま出会った築炉作業。スケールの大きさに圧倒された。

高校時代の学科と、現在の仕事内容についてお聞かせください。

高校では機械科に在籍していました。築炉についての知識が全く無いまま配属されたため、実際の作業を行いながら仕事の内容を覚えていきました。最初は作業内容やスケールの大きさに圧倒されましたね。耐火レンガの中には重いものもあり、最初の3年ほどは体力的にも苦労したのを覚えています。

現在は耐火レンガの施工に携わっています。熱く溶けた鉄の温度は1000℃を超えます。その溶けた鉄の通り道は、鉄で作ることはできません。そこで活躍するのが、耐火レンガ。熱い鉄の通り道を保護する「壁」を作る作業、とも言えますね。

耐火レンガの積み上げは、簡単に見えて難しい“職人技”。

仕事内容について、もう少しお聞かせください。

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耐火レンガを積み上げる作業は、パッと見ではとても簡単そうに見えます。レンガを図面にあわせて積み上げているので、DIYのようだと思う方もいるかも知れません。

しかし、耐火レンガはその名のとおり、高温にも耐えうるレンガです。少しでもズレが生じれば、そこから溶けた鉄が漏れ出したり、設備の故障や災害の原因になってしまいます。非常に高い精度が求められる、まさに職人技といえる仕事です。

技術だけでなく、チームの連携やコミュニケーションが高い施工品質を生む。

仕事をする上での心構えや、意識していることはありますか?

レンガを積むことの難しさは技術的なことだけではありません。コミュニケーションも重要になってきます。仕事はチームで行います。例えば、先輩職人たちがレンガ積みをするまでに、モルタルという接着剤の役割をする材料を準備しなければなりません。

ここで難しいのが、このモルタルを誰が使うのか、ということを念頭において準備をすることです。職人それぞれに作業上の微妙なクセがあるため、「この人はやわらかいほうがいい」と思ったら水分量を多くする、といった具合に細かく調整するんです。手間のかかる作業ですが、これができないと能率や施工品質が落ちてしまう。このような配慮をするためには日々のコミュニケーションが重要で、最終的にはお客様の満足度につながります。いっときも気が抜けない作業です。

お客様から言われる「ありがとう」が、仕事の原動力。

仕事をする上での心構えや、意識していることはありますか?

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必ず心に留めているのは、「お客様に頼まれている作業である」ということですね。お客様はそれぞれ製品をつくっており、私たちはその一部を支える仕事を行っている。自分たちの仕事が期日に遅れたり、また間に合ったとしても品質の面で問題があったりすると、それがお客様の品質、ひいては信頼性の低下に直結します。

スピードは維持しつつ、品質をかならずキープする。どちらも両立させることは難しいですが、そうやって仕上げたものに対して「ありがとう」と言っていただけたときが、この仕事をやっていてよかったと思う瞬間です。なんのことはない「ありがとう」という言葉こそ、私の仕事の原動力にほかなりません。

交替勤務時には睡眠時間をしっかり取る。
集中力と体力を保つことが、高い品質につながる。

交替勤務の際に気をつけていることなどがありましたら教えてください。

私は基本的に、8時15分から17時までの常昼勤務です。生活リズムも一定なので、生活しやすいと感じています。繁忙期は交替勤務になることもあり、この場合は8時から20時まで(昼勤)、20時から8時まで(夜勤)の2交替制になります。

2交替制に入る時に心がけているのは、睡眠時間を確保することですね。特に夜勤の場合は通常とはまったく違う生活になるため、作業の品質や安全性を確保するためにも集中力・体力を保つことが重要になります。夜勤はメンバー全員に平等に割り当てられていますが、個人的には子どもたちと会えなくなるのが寂しいですね。

「どんどん質問してくれよ!」という先輩の言葉に背中を押される。
人間関係のよさが、この仕事を続けられる理由。

先輩や同僚の方など、仕事仲間にはどんな方がいらっしゃいますか?

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築炉一筋という方がほとんどで、非常に熱意があり、高い技術を持っていらっしゃいますね。「職人」のプライドを持って厳しく指導してくださいます。だからといって、できないことを責めたりせず、「どんどん質問してくれよ!」と声をかけてくれます。わからなかったこと、できなかったこともフォローしてもらえるし、やはり技術の高さを目の当たりにすると「自分もこうなりたい!」と刺激になる。非常に楽しい職場です。

ひとことで表現すると「風通しがいい職場」というありきたりな言葉になってしまうんですが、黒崎播磨はこの言葉が本当にぴったりです。先輩だけではなく同僚、後輩もみんな、優しく和やかで、ユーモアにあふれた人が多いです。話も弾みますし、仕事・プライベートにかかわらずいろんな意見交換ができるのも魅力だと感じます。この人間関係があるからこそ、ここで働き続けたいと思えるんでしょうね。

休日は「家族との時間」。同僚とツーリングを楽しむことも。

休日の過ごし方について教えてください。

夜勤で会えないこともあるので、優先するのはやはり家族との時間です。まだ子どもたちが小さいこともあり、よくみんなで買い物に出かけます。ツーリングも趣味で、阿蘇などへ気晴らしに出かけることもあります。事業所の垣根を越えてツーリング仲間がいるのも、黒崎播磨の特徴かもしれませんね。

ツーリング仲間には若い社員もいますし、年齢にこだわらないことも黒崎播磨の良いところだと感じています。先輩たちとは食事に行くこともあり、仕事のこと、プライベートについてなどいろんなことを話します。仕事はきっちりこなしながらオン・オフを切り替えて、年齢を問わずにみんなで楽しむことができるのも、うちの会社らしい文化といえるのではないでしょうか。

知識・技術・人間性。先輩の思いを継いだ、熱意ある職人になりたい。

では最後に、これからチャレンジしてみたいことなどをお聞かせください。

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まずは自分の技術レベルを上げることですね。自分が入社したときにあこがれた「職人」になりたいという気持ちは、まったく変わっていません。いずれ自分たちが先輩のあとを継いだときにも、厳しく、優しく教えていけるように、知識も技術も、そして人間性も身に着けたいと考えています。

築炉作業は一見地味かもしれません。しかし製鉄業に欠かすことのできない、産業の根幹を支える仕事です。この“縁の下の力持ち”というやりがいのある仕事を、切磋琢磨しながらも日々楽しんでいけるのが黒崎播磨。仲間とともに熱意を持って、これからも働いていきたいと思います。