築炉技能社員インタビュー「業務改善を通し、会社の利益へつなげる」

RECRUIT

採用情報

戸高 章裕

“一歩先”のことにも
果敢に挑戦。
仲間とともに、
日々改善を重ねていく。

ファーネス事業部 名古屋事業所 名古屋製鋼整備グループ

戸高 章裕2010年入社

野球部・茶道の授業。高校で学んだ「礼儀」と「忍耐力」が仕事にも活きている。

高校時代の学科や部活について教えてください。

黒崎播磨への就職したのは、高校の先生に勧められたことがきっかけです。
高校は普通科に在籍していました。野球部に所属していて、卒業間近まで先生たちの代わりに後輩のノック練習やグラウンドの整備に行くくらいに、部活を楽しんでいましたね。

めずらしかったのは、茶道の授業があったことです。学校の先生が教えるのではなく、資格を持った外部の方が授業に来るという本格的なものでした。この茶道でも部活と同じように「礼儀」と「忍耐力」を学ぶことができ、今の仕事に活かせていると感じています。

作業の一つひとつが、お客様の利益につながっている。
スピードと技術が求められる仕事。

現在の業務内容を教えてください。

画像

現在は名古屋事業所の2製鋼転炉吹付作業の班長として働いています。溶けた鉄の熱や、不純物によって壊れた耐火物の補修を行うのが日々のメインの作業です。
補修作業ができるのは、わずか10分から15分ほどの間です。この短い時間で補修を行う場所を見つけ、その時の状態に合わせた処理をほどこします。高い技術と、それをこなすスピードが求められる難しい仕事ですね。

私たちの仕事で一番大切なことは、「お客様の工場をスムーズに稼働させること」です。
たった1日、1時間でも補修が遅れてしまうと、工場の操業が止まり、お客様の利益が失われてしまう。私たちの作業の一つひとつが、お客様の利益につながっています。非常に責任の重い仕事ですが、だからこそやりがいも大きいと感じています。

何気ない会話の中に、現場の安全面を改善するヒントがある。

日々の業務内で、気をつけていることは何ですか?

「怪我をしない・させない」ということです。作業に少しでも不安が残る場合は、経験の少ない後輩に任せるのではなく、経験のある自分が着実な作業を実施するようにしています。

また現場だけではなく、事務所に戻ったあとは他のチームのみんなと「今日どんなことをやったか」を共有して、安全に役立てています。たとえば、溶接のための道具が使いづらいという課題がある。そこでたまたま、「溶接に詳しいお客様はこういうことをやっていたよ」という話を聞くと、じゃあそれを取り入れてみよう!とすぐに改善することができます。

傍から見ると単なる雑談に見えることでも、現場の安全性を高めるためのアイデアは、日常の中にたくさん転がっています。
単に目の前の仕事を安全にこなすだけではなく、何気ない会話にもアンテナを張って、いかに現場の環境をより良くしていけるか。発想力や応用力も求められるのが、この仕事のおもしろいところですね。

未来の“誰か”の作業をもっと楽に。
先輩たちの知識・経験を「マニュアル」の形に残していく。

今後、チャレンジしていきたいことは何でしょうか?

画像

「作業のマニュアル化」です。効率・品質アップだけではなく、「何を教えてほしいか・教えるべきか」のコミュニケーションツールとしても活躍すると思っています。

たとえば、新人はマニュアルを手に現場を見てもらって、作業内容と違いがないか確認ができる。一方で、教える側はマニュアルに載せている内容を間違いなく伝えることができる。マニュアルには教えるほう・教えられるほう、両方にメリットがあると考えています。

作業内容は一日の中でも同じものはありませんし、はじめての作業を行なうこともあります。そのたびに身をもって覚えるしかない。だからといって「難しいから」と言い切ってしまうのではなく、どう伝えるかにも気を配りたいんです。
今後どんどん入ってくる新しい人へ、自分たちやその先輩たちが身をもって得た知識や経験をしっかり伝えていくことも、今、現場作業にあたっている自分たちの大事な仕事だと思っています。

“一歩先のこと”に価値がある。
プレゼンを通じて新しい仕組みづくりにもチャレンジ。

他にも力を入れていることがあれば、ぜひお聞かせください。

業務改善案のプレゼン(発表)用の情報収集や、提案用の資料づくりです。「こういう装置があればもっと効率が上がる」といったこと改善案を自ら提案し、事業所内で評価されると、さらに本社へと推薦され、実際に採用されるんです。

気をつけないといけないのは、ただ改善内容を伝えるだけでは採用されないということ。「課題点やその解決方法を相手に理解してもらうには、どう見せたほうがいいのか?どう伝えたほうがいいのか?」といったことも、日々学んでいます。

「できないかもしれない」という、“一歩先のこと”に挑戦することこそが、業務改善の第一歩。最初から「やれない」と決めつけるのではなく、やったことがないからこそやる価値があると考えて行動しています。

今では“住めば都”。地元を離れたからこそ感じる、仕事仲間との絆。

今の勤務地での生活はどう感じていますか?

画像

私は宮崎出身で、高校まで宮崎で育ちました。就職してすぐに、名古屋事業所の社員寮に入り、名古屋での生活をスタートしました。ひとことで言うと、“住めば都”ですね。
黒崎播磨では先輩社員が後輩の面倒を見ることが伝統になっていて、休みの日は買い物や釣り、夏はバーベキュー、冬はスノボなど、いろんなことに誘ってくれるのですぐに寮になじむことができましたね。みんなオン・オフをしっかりと切り替えて、楽しみながら生活しています。
名古屋は県外出身の社員が多く、九州は長崎や熊本、佐賀県出身の人も多いです。みんなすぐに打ち解けるので、寂しさを感じる暇もなかった気がします。

立地の面でも、名古屋事業所は魅力的だと思います。社員寮から中部国際空港(セントレア)までは、電車で片道20分ほど。新幹線の駅にも近く、交通の便がかなりいいんです。旅行にもすぐに行けますし、帰省するのにもとても便利ですね。

仲間とともに新しいものを作り続ける楽しさが、黒崎播磨にはある。

最後に、就職活動を行うみなさんにメッセージをお願いします。

画像

人に話すと驚かれるんですが、「辞める」ということを考えたことがないんです。野球をやっていた時も同じで、「辞めたあとに何が残るんだろう」と思っていました。

もちろん、入社当初は耐火物の「た」の字も知りませんでした。しかし、実際に現場に足を踏み入れると、頭上を大きな鉄が通り過ぎていく。熱く熱せられた鉄があり、その熱を全身で感じる。まるで映画の『ターミネーター』みたいな世界だ!と規模の大きさに圧倒されたのを覚えています。

「知らない」「難しい」は、誰でも経験することです。そこでくさらずに、マニュアルをつくってみんなで共有したり、仲間と知恵を出し合ってより良いものを作りながら楽しさを見出していくことこそが、仕事の醍醐味だと思っています。これからも黒崎播磨の仲間と一緒にいろんなことに挑戦していきたいですね。