築炉技能社員インタビュー「プライドを持って仕事に挑む」

RECRUIT

採用情報

浦 喜紀

黒崎播磨の存在が日本の根幹を支えていることを実感し
プライドを持って
仕事に挑む。

築炉技能職

浦 喜紀2015年入社

諸先輩方の存在と生活環境の良さ、物づくりの仕事に就きたいという想いがあった。

黒崎播磨を知ったきっかけや志望動機をお聞かせください。

弊社に入社した理由は、高校の先輩が代々入社していて、給料も生活環境も良いと聞いていたためです。また担任の先生から勧められたのもきっかけです。
私は、長崎県の大村工業高校の化学工学科、素材系の学科を卒業しています。学科そのものはあまり仕事とは関係がないのですが、ずっと野球をやっていたので、野球というタテ社会で生きてきたことが目上の人への礼儀、ふるまい方で役に立っていますね。工場も現場もどちらかというとタテ社会なので。もともと物づくりに興味があり、私の父親もずっと物づくりの仕事をやっていたので、自分もそんな仕事に就きたいなという気持ちをもっていました。

製鉄に欠かせない築炉。日本の根幹を支えているという実感がある。

名古屋での業務と仕事のモチベーションについてお聞かせください。

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名古屋事業所 製鋼整備グループに所属しています。業務は炉の整備に関わる仕事です。不定形耐火物と呼ばれる素材を、レンガが損傷した部分に吹き付けて補修する作業です。
実際には築炉そのものに関わっていませんが、築炉という仕事は製鉄所に必ず必要だし無くならないと思います。また、かなり専門性が高い難しい仕事だと思います。
お客様である日本製鉄での黒崎播磨の存在意義と貢献度は、かなり大きいと感じています。その先のお客様は自動車メーカーなど大企業です。そこを安定操業させるために、黒崎播磨はすごく重要であり必要不可欠な会社です。日本の根幹を支えているという実感がありますね。自分の仕事に誇りとプライドを持ってやっています。

緊張感が伴う仕事だからこそ遊ぶときはしっかり遊び、やるときはやるぞとメリハリをつける!

仕事で気をつけているのはどんなことですか?

お客様に求められているのは鉄の生産を止めないこと、安定操業です。だから仕事をするうえでの喜びは、1日何もなく終われば嬉しい。怪我がなければ嬉しい。もっというならギリギリのところを間に合わせられたら、すごく嬉しいですね。トラブルが起きた時こそ焦らず一個一個仕事をしっかりこなしていく。それに尽きます。
仕事にはメリハリをつけて取り組むようにしています。緊張感がないと危険だしトラブルになるので。そのために遊ぶ時はしっかり遊んでやる時はやるぞ~!とメリハリをつけることが必要だと思います。

一度、無責任な発言をして叱られたこともあるけれど優しく人として尊敬できる先輩ばかり。

上司や先輩との関係についてお聞かせください。

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人として尊敬できる人が多くてみんな優しいです。丁寧に先輩たちが仕事を教えてくれます。
だけど一度、強く班長に叱られたことがあります。お客様から「あと何時間でできる?」と聞かれて「2時間くらいです」と伝えたところ、「責任感のない発言はするな!2時間で納品できなかったらチーム全体の信用に関わることになるんだぞ」と厳しく言われました。今思えば軽率な返答をしてしまったなと。それ以降は自分で分かる範囲は答えても、判断に迷う時は必ず上司に指示を仰ぐようにしています。

親元を離れる不安もあったけれど独り立ちしたかった。

ご実家を離れて勤務地での生活はいかがですか?

知らない土地に行く不安はありました。実家から出たことがなかったので頑張っていけるのかと。親元を離れることが不安で、そこを踏まえて同じ高校の先輩が多いところを選んだのですが、最初はやっぱり寂しかったですね。でもそれを経験してみたい気持ちもありました。
名古屋はとっても住みやすいですよ。大阪も東京も近くて、どこに遊びにいくのも便利ですから。

その部署の「顔」になって仕事を任せられ、後輩も育てていきたい!

今後の目標やチャレンジしたいことを教えてください。

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その部署の「顔」になりたい!あそこには浦がいるから任せて大丈夫だと言ってもらえるような存在になりたいです。6歳年上の目標とする先輩がいるんですよ。修羅場をくぐってきているのでトラブルがあっても動じないし、どんなタイミングでも落ち着いていて仕事が早いのです。やっぱり近くに分かりやすく目標になる人がいると良いですね。
今までも様々な資格を取らせてもらっていますが、もっと学んで必要な資格を取得したり、もともと人が少ない部署なので私も人を育てていきたいと思っています。

就職先を決める時は、
働く軸を持つことが大事。

これから就職活動を行う方へのメッセージをお願いします。

就職先を決めるにあたって、働く軸を持ったほうがいい。私は「ものづくり」と「勤務地」にこだわりました。その軸を持つことが大事だと思います。
黒崎播磨を選んだ時、先生から「浦みたいな先輩がたくさん行ってるよ」と聞いて、自分のようなタイプが会社に求められる人材かな?と思い、だったら就職したいと思いました。
例えば、明るさだったりチームワークだったり、それが活かせるところが黒崎播磨だと思います。
入社してみたら、私と似たような人が多いから楽しいですね。「やりがい」は、自分でみつけないと感じられないものだから、自分でやりがいを探すように心がけています。