築炉技能社員インタビュー「OJTを通じて成長できる環境」

RECRUIT

採用情報

平野 楓大

精密な仕事だからこそ、
自然体で働ける環境を
大事にしていきたい。

ファーネス事業部 山陽事業所 周南整備グループ

平野 楓大2014年入社

まったく知らない状態から入った築炉作業。想像と違う世界。

高校時代の学科について、また黒崎播磨に入ったときの印象などを教えてください。

高校では電子情報技術科に在籍していました。学科で学んだ内容はオペレーションなどが多かったので、築炉作業、耐火レンガなどについての知識はまったくない状態でした。
そもそもレンガを積む、という作業があること自体も知らなかったので、本当に初心者として入社したんです。

入社前に調べたときは、溶けた鉄の写真などをよく見ていたので、「こんなに熱い場所で作業をするんだろうか」と実はどきどきしていました。しかし実際の現場は、設備が冷えてから作業したり、危険な区域に立ち入らないよう柵があったり、安全に十分配慮されていることに驚きました。

少しのズレが大きなズレを生む。大きなモノの中にある繊細な作業。

では、今携わっている作業についてお聞かせください。

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ひとことで言うと、「耐火レンガを積む作業」です。イメージしやすいのはピザの窯を作る様子でしょうか。これだけ聞くとみなさん単純な作業を思い浮かべると思うんですが、私たちがやっているのはこれとは比較になりません。

先ほど言ったように、取り扱うのは「耐火レンガ」。超高温の溶けた鉄が流れる場所に設置するものです。大きな工場で作業を行います。
小さなのズレが大きなズレを生み、それが品質低下につながってしまうため、作業はとても繊細です。平衡を取ったり、隙間に合わせてレンガ自体を削ったりと微調整することも多いです。20年、30年とやっている先輩たちは塗布するモルタルの量を瞬時に調整したりと簡単そうに作業を行いますが、実は非常に慎重を極める作業であり、経験が必要ですね。

毎回同じ作業はほとんどない。多くの経験を積上げていく。

作業のどんなところに難しさを感じていますか?

私は今5年目なのですが、職場の人数が4人と少ないこともあり、うちの班ではいまだに最年少なんです。多くの耐火レンガは1ヶ月といった短いスパンで劣化するものではありませんし、レンガを補修する設備の状態は様々で、同一作業は無いんです。そのため、私より社歴が長い先輩でも初めての現場や設備で作業することがあります。そういうときにどう対処するか…これはまさに「経験」がものをいいます。
まさにレンガと同じく、「経験」を積み上げることでしか対処できないと感じています。

あたたかな人柄とOJTでの丁寧な指導。
今でも気軽に質問できる関係性ができている。

班の中で最年少ということですが、平野さんから見た先輩たちはどのような人たちでしょうか?

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いつも感じるのは、みなさん優しいということですね。製造業というと荒いイメージもあるかもしれませんが、私は頭ごなしに怒られたことなどは一回もなく、非常に丁寧に教えてもらっているという印象です。

最初の数ヶ月はOJT※期間なのですが、自分の手を持って「こうやるんだよ」と教えてもらったこともあります。今でもわからないことや困ったことがあっても気軽に聞ける関係です。入社した当初は「耐火レンガ」がなにかもわからない、まさに右も左も分からない状態で不安でしたが、頑張ろうと思いながら続けていられるのは、ひとえに先輩たちがあたたかく見守ってくれているおかげだろうと思います。

※OJT…On The Job Trainingの略称。実際の職務現場において、業務を通して行う教育訓練のことを指す。

「しっかりしないと」と気負っていた自分を解きほぐしてくれた仲間。
声をかけあい、一緒に成長を感じている。

仕事をやっている中で、どんなときにやりがいを感じますか?

やはり、褒められると素直にうれしいですね。まだまだ自分が新米の域を出ないというのは自覚しているので、「キレイにできたな」「早くできた」「うまくなったよ」と上司や先輩たちに声をかけられると、俄然「次もやるぞ!」とやる気が出ます。職場のみんなが褒め上手なので、よりいっそう自分の成長を感じることができるんです。

実は、最初の頃はガチガチに固まっていました。「しっかりやらないと先輩に迷惑をかけてしまう」と、毎日気負っていたんです。でもそんな私にも先輩たちは優しく接してくれました。おかげで今は肩の力を抜いて、いつも自然体で仕事ができています。人間関係に悩むことがないので、仕事にいい影響が出ているのも感じますね。

人それぞれの体調に配慮し、しっかりと休みながら作業ができる交替勤務。

昼夜の交替勤務があるそうですが、その際に気をつけていることはありますか?

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特に夜勤の際に気をつけているのは、睡眠時間をしっかり取ることです。夜勤の勤務時間は20時から翌8時までと昼夜逆転の状態になるため、どうしても眠くなってしまうこともあります。もし作業中の集中力に問題を感じた場合は、素直に先輩に相談し、休憩をもらうようにしています。

私たちの仕事は、大きな設備の中で行う作業ですので、「正確さ」が大事な要素になってきます。同時に、作業中の安全性にも配慮しないといけません。体調管理も仕事のうちといいますが、まさにそのとおりだと感じています。人それぞれに限界はありますし、先輩たちも作業に支障が出ないように気を配ってくれるので、しっかり休憩を取りながら作業できています。

ツーリングなどの趣味を通じて、
他の営業所ともつながりが持てるのが黒崎播磨の良さ。

では、休日の過ごしかたを教えてください。

家でゆっくりすることが多いですが、ツーリングに出かける日もあります。山口県内だけではなく、京都や四国などひとりでも気軽に行きますね。気分転換になってとても楽しいんです。

社内にはツーリングをやっている方も多くて、出張の際には他事業所の先輩たちとみんなでどこへ行くかなども話しています。こういう話題で他部署の仲間と交流を持てるのも黒崎播磨の良さだと感じています。

自分がしてもらったことを後輩にも返していきたい。そのための素地をしっかりと作る。

今後チャレンジしていきたいことは何でしょうか?

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今はまだ指示される側。ある意味、楽な立場なんです。わからないことがあれば先輩に聞けば答えが返ってくるし、教えてくれる。でもいずれ、自分にも後輩が入ってくる時を考えると、「他人に指示しながら、自分の作業を行う」ことの難しさを考えますね。

その時が来れば、厳しい・怖いと思われる先輩になるのではなく、今の自分が感じていることと同じように、居心地のいい職場づくりを大事にしたいと考えています。誰でも最初はできなくて当たり前。だからこそ自然体で、時にユーモアを交えながらみんなで意見を出し合える職場……今自分が置かれている環境そのままの関係性で、新しい後輩を迎えられたらと思います。
そのためにも一つひとつの技術をしっかり身につけたい。以前鹿島へ出張して経験した、大型築炉工事のようなプロジェクトが今後あるのなら、積極的に手を挙げることで自分自身をもっと成長させていきたいですね。