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2022年12月15日 新着情報

『北九州の台所』旦過市場の復興支援へ『景観れんが』等を寄贈

今年、2度に亘り大火に見舞われた「北九州の台所」旦過市場。復興のシンボルの一つとなる広場を設けるため、
11月19日(土)に旦過市場商店街様主催※1の復興イベント『一緒にタンガレンガ広場を創ろう!!』が開催されました。

当社は、地元企業として旦過市場商店街様に、この復興イベントで広場設置に用いる「景観れんが」、および復興への想いを記すプレート用に当社所有の「小倉城の廃瓦※2」を寄贈いたしました。

「小倉」と「旦過」の関係は江戸時代まで遡ります。豊前国小倉藩初代藩主・小笠原忠真の小倉転封に伴い、忠真の父・秀政が創建した「宗玄寺」の門前に構えた「旦過橋」。大正時代初期に、この旦過橋付近が交通の要衝として発展し、旦過市場になったといわれています。旦過市場と歴史的な関係を持つ小倉城。そこで使われていた瓦は、この復興イベントに相応しいものと考えています。

復興イベント当日は、約350名の市民の皆様が集いました。皆様の手で一つずつ「景観れんが」を敷き並べ、「タンガレンガ広場」が完成。「れんがって重たいね」「こうやって施工をするんだ」など、にぎわいの声が溢れる楽しいイベントでした。

また「小倉城の廃瓦」には、集われた皆様の旦過市場や10年後の自分へ宛てたメッセージなどが記されています。

     
復興イベントの様子                              小倉城瓦に思いを込めて
イベントに集われた市民の皆様の手で「タンガレンガ広場」が創られていきます。

旦過市場の復興を願う沢山の想いが詰まった「タンガレンガ広場」。広場では、12月3日(土)から仮設店舗による営業が再開されています。

今後も地域の一員として、社会貢献活動に努めてまいります。


     完成した「タンガレンガ広場」

◎旦過市場商店街ホームページ
旦過市場復興イベント「一緒に『タンガレンガ広場』を創ろう!!」 | 旦過市場|北九州の台所〜福岡県北九州市 (tangaichiba.jp)
タンガレンガ広場オープンについて | 旦過市場|北九州の台所〜福岡県北九州市 (tangaichiba.jp)

※1主催:旦過市場商店街、共催:旦過総合管理運営株式会社、企画:九州工業大学准教授徳田光弘+建築計画研究室、
協力:若築建設株式会社、北九州市、当社。

※2平成17年の福岡県西方沖地震被害の改修で不要となった小倉城の廃瓦。
当時当社がリサイクル建材向け原料とする為に購入、リサイクル薄層カラー舗装「セラステージ」や
リサイクル平板「クロサキLSペイブ」などに活用しています。

◎黒崎播磨株式会社 セラミックス事業部ホームページはこちら

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