Carbon Neutral Initiatives

乾燥不要吹付材の開発

乾燥不要吹付材の開発

従来の耐火物製造は高温焼成により緻密な性能を実現していました。しかしこの生産工程ではCO2が大量に発生していました。そこでCO2を発生させない耐火物の開発に取り組みました。そして技術は進化し、粉末耐火材料を開発することで焼成しない耐火物、しかも粉末耐火材料とセメントを水で混合結合させて不定形耐火物を施工することに成功しました。しかしこの生産工程でも水分を取り除くために乾燥が必要で、まだCO2が発生していました。 さらに技術は進化し、速乾性に優れた溶液バインダーを開発することで施工後の乾燥が不要になりました。この生産工程ではCO2の排出をゼロにすることができました。この新しい技術は特許出願中です。

焼成しない不定形耐火物の開発 乾燥不要不定形材の開発 速乾性に優れ施工後の乾燥が不要